カラミティナイト-オルタナティブ- 1,2巻感想 打ち切りか・・・。

カラミティナイト-オルタナティブ-1,2。
高瀬彼方さんの本です。

まだ読んでない方は↑や本屋で買って読んでから、
読んでください。


注)ネタばれ注意







この本を最初に知ったブログで、
仮面ライダーという話があったので何のことかと思ったら。
著者紹介から書いてあったり。
平成仮面ライダー好きの僕はワクワク感を募らせていきました。


そして、
読了後。
あえて仮面ライダーで語らせてもらうなら、
ギルス(意図せず変身という意味で)と、
カイザ(変身した者が理由は違えど死んだり)と、
電王(別人格になること)が合わさった様な印象を、
災禍の騎士という設定から感じました。
もちろん、
電王という要素は智美だったからこそなんですけど。
ストーリー的には剣かもしれませんが、
とにかく、
僕の好きな感じのストーリーだったということです。


また、
邪眼のマリエルとの対戦の、
2段構えの落ち。
邪眼のマリエルをランスロットが以前に使った技で倒したと思ったら、
ランスロットを邪眼のマリエルが操ろうとし、
それを剣精の能力によって乗り切る。
単純に、
かっこいいと思いました。


ただひとつ不満な点を上げるとすれば、
2巻になって本の話題が減ったことです。
いえ、
智美もずっと入院してたんでそれどころじゃなかったのは分かりますけど、
1巻で智美が古本や巡りをしたり、
ホリィに本を貸してとねだったり、
ホリィに本について諭される智美だったり。
元が1冊だったのを分割したということで、
しょうがなくはあるんですけれども。
続刊があったらまたそういう平和な部分も入れてほしいと思ったり。


・・・ですが、
すでに続刊がでないことが決まってるんですよねえ。
カラミティナイトも完結はしていないようですし、
電子書籍化したカラミティナイトは完結するといいなと思います。


こういう重いライトノベルは「されど罪人は竜と踊るDD」、
「ソウルソードスーパースター」以来の、
Reinoでした。
それでは。