twitter読書会第1回「好き好き大好き超愛してる。」感想まとめ

ハロー・ブンガク・グッドバイ
12月1日に行われたtwitter読書会第1回で、
自分が書いた感想をまとめてみました。
本当は参加者全員の感想をまとめてみたいところですが、
それはさすがに難しいのでとりあえず自分のだけでも。


※全体をまとめたリストは、
↓になります。
Twitter読書会第一回「好き好き大好き超愛してる。」 - Togetter
ゆりいかさんが作ってくれたリストです。
全体の流れを知りたい方はこちらをどうぞ。




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どれがメインってわけじゃないんだろうけど、
いくつか入ってる話の中で一番印象が強いのは夢荒らしの話で、
あの主人公がミスターシスターを殴るシーン。
あの時ツトムは夢と現実は一つの世界だという自分の考えを否定しようとしたんだと思う。


ミスターシスターが妙子を連れてこられなかったから、
自分の好きな相手が世界にいないと思い、
ミスターシスターを否定して、
夢と現実は違うものとして、
夢の中だけでも妙子の存在があることにしたかったんじゃないか、
と。


そしてこれを治の書いた小説だと考えると、
このときの治はまず夢と現実を一つとして柿緒は死んでもどこかにいると思い、
そしてそのあとそれを自ら否定してしまった、
という解釈もできるんじゃないかと。


更に他の小説を治が書いたものとするなら、
「智依子」は癌が突然変異してなんとか柿緒と共存してくれないかという希望、
「ニオミ」はいつかは柿緒のことを乗り越えて他の人とやっていくことを(悪く言うと)正当化する話なのかなー、
と思ったり。


で、
最終的に治が書いた「柿ノ樹狂華のさよなら新世界」では兄弟3人が殺しあったりしてますが、
あれは、
そんな状態の兄弟だったなら柿緒は死んでしまったほうが楽だったろうから良かったという、
治のエゴとかそんなものなんじゃないかな。


(そして指摘を受け)
なるほど。
3人がその試練を乗り越える、
つまり死をきちんと受け止めたらこうなっただろうなと言うことを書いたって感じですかね。
そうすると、
治のエゴとかそういうのではなくて、
純粋な願いがこもっていたのかも。



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ここまでです。


午前0時過ぎに書いたので(これもですが)、
文章におかしなところもあるかと思います。
それに、
夜は2時間ほど寝てしまい他のことについて書けなかったため、
なんとも中途半端になってしまいましたが、
いろいろな意見を読むことができたのは、
とても良かったと思っています。


次回も開催してくださるようなので、
次は寝てしまわないように努力したいと思っています。


それでは。
(固い文章ですいません)

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