twitter読書会第4回感想まとめ

twitter読書会第4回
課題本「ライ麦畑でつかまえて」J.D.サリンジャー
の、
自分の感想(ホールデン風・・・)のまとめです。
詳細は↓を御覧下さい。
ハロー・ブンガク・グッドバイ 第四回Twitter読書会発表


なお、
読んだことの無い人にはネタバレがあるので注意です。
読んでから見てください。

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライ


あと、
改行が少ないのも注意。


 ライ麦畑でつかまえてを読んでると、思考がホールデン式になっちゃうんだ。つまりさ、なんていうか、こう、自分に語りかける感じになっちゃんだ。わかるだろ、僕の言う意味?例えばさ、twitterをやるとする。するとだな、なんかインチキ臭い気がしちゃうんだよ。いつも自分が、自分らしく書いてればそんな事は無かったのにね。参っちゃうな。
 でも、困ったりはしないんだな。というか、すぐにそんな気持ちは直っちゃうんだ。不思議なことにね。と言っても、何時間かばかしは続くんだけどさ。ただ、困りはしない。だから、これが嫌とかそんなんじゃないんだけど、本はすごいな、とは思うな。まだ読み終わってないから内容には触れないよ。これは少しばかし悪いと思ってるけど、仕方ない。


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サリンジャーは好きだなあ。なんていうか、インチキとかそんなんじゃなくて、もっと自分らしくやってる感じがあるんだな。つまりさ、面白くするために嘘をつくんじゃなくて、言いたいことを言うために嘘をついてるって感じがするんだ。その感じが良くって、僕は好きだな


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 自分は、ホールデン以下だな、とか思うな、正直なところ。 なぜなら、あそこまで自分に正直なやつではないんだな、実際。僕がだよ?でもさ、それを羨ましいとお持ってるとかそう取られちゃ困るんだな。分かるかな、僕の言う意味?
 次に、ホールデンが映画嫌いな事について言うとするとだな、ゆりちゃんが言った「短編映画に出られなかったから」っていうのも間違いじゃないんだけど、もっと違った見方もできちゃうんだ。つまり、映画がD.B.を奪っていったから、とも見れちゃうんだよ。もちろん時系列的言うとおかしいから、ちょっと言い換えると、そうだな、それを助長しちゃったとかそんな感じなのかな。つまりさ、D.B.が書くものが、自分の嫌いな映画に感化されてしまうとか、感化されてしまったことに耐えられなかったんだな、きっと。それで、より映画嫌いになったかも、ということが言えなくも無いかな。勝手な言い分だけどね。でもさ、根拠なんか上げられないんだ。ほら、ほんとに考察とかそんなんじゃなくて、感想だからさ。どうにも難しくて。参っちゃうよなあ。
 まだもう少し続くけど、上手くまとめられるかワカンナイや。そこんところよろしくお願いするよ、いやほんとに。
 それじゃあ続けるけど、もう一つ無理やり何か話すとすると、あのあひるがいいんじゃないかな。あれは、いつの間にかいなくなっちゃってるってことで、アリーはどこへいっちゃったの?とかそんな事を暗示しているように、取れなくも無いんだな、これが。参っちゃうね。そいで、あとは印象とかそんなのだけで判断しちゃうとすると、もう散々言われてる事だとは思うんだけども、ホールデンファミコンって言うやつなんじゃないかな。なんでこんな事になったかと言うとだな、今まで言ったものとか、フィービーの事とかだけじゃなくて、母親や父親のことも――――いや実際のところ、父親に関してはよくわかんないけどさ――――彼は愛していたんじゃないかと思うよ。
 ホールデンは結構好きなんだけどね。話をしたくなるタイプではないんだな、ほんとのところ。分かるかな、僕の言う意味?まあそんな事はいいや、僕が言いたい事はこんなところだね。なんかほんとに悪いんだけど、同年代のひねくれもんが考えた一意見として、まあそんなに重く考えなくてもいいんじゃないかな。そう思うよ。


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ほんとの事を言ってしまえばだな、今回一番の反省点と言えるのは、こういう喋り方をすることなんだな。つまりさ、インチキなんだよな、これも。ちゃんと自分の力でやった方がいいって分かってるのに、やってしまう。これが自分の嫌なところなのさ、正直なところね。


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 ライ麦畑でつかまえて、今回で3度目の読了なんだけど、いやはや参ったね。だってさ、こんな風に簡単に影響を受けちまいやがるんだもの。僕ってこんな風だったけな?まあ、仕方がないんだけどね。だって、サリンジャーだよ?僕もあの人は認めてるんだ。……死んじゃったけどね。あれはほんとにショックを受けたな―――陳腐な言い方だけどそれしか無いんだから仕方ない―――だってさ、僕にこんなに影響力があるんだよ?例えば、テレビを見るとする。するとだな、またインチキなことしてんだな、とか思って、見るのが嫌になったりするんだ。いやもちろん、自分が見ようと思った番組じゃなかった場合だけなんだけどね。でも、それだけでも僕は凄いと思うな、ほんとだよ。1000ドルかけてもいいね。持っていたらだけどさ。こういう事には僕は嘘をつかないんだな――不思議に思うかもしれないけどさ。