15×24感想・・・を書くつもり

今日1日をかけて、
15×24全6巻を読みました。
そして、
その感想をここに・・・ちゃんと書けるかな。
何か違う物になってるかも。


そんな感じ。


一応ネタバレ注意って事で。





読み終わって最初に思ってしまったのが、
(笹浦が最後に受け取った手紙ってなんなんだろう?)
って事。


しばらく、
(あれは新城カズマが、受け取ったファンレターの返事を書いてないことに自分なりの贖罪みたいなものなのかな?)とか、
(それとも僕らの思いまでもが彼に少しだけでも伝わってくれたのか?)とか、
(次作のための伏線?)とか、
(あのドンキーは実はファブリみたいに裏の人間だった、そしてそっち関係の手紙だった?)とか。
そんな事を考えていました。


しかし、
それは違うな、
と。
そこは考えなくても別にいい事だな、
と。
少なくとも今のところは。


もっと考えるべきは、
「死」について。


・・・最初に変換したら「歯」になったんですが、
それは置いておいて。


自分だって、
考えたことはありました。
といっても、
1年も前ではないです。
しかし、
その時に集中してどーんと考えたところで、
今も忘れたわけではありません。
しかし、
自分の中で何かを信じ、
そしてすがっています。


それを具体的に人に伝える手段としては、
それこそ小説という形を取らざるをえないでしょう。
新城さんとは違う形で。


というわけで、
今回読み終わった感想としては、
小説を書いてみたくなった、
といったところでしょうか。
まあ今まで一度も完成させた事ないので、
出来るかわかりませんけどねっ。




あ、
あと、
ゆりいかさん(リンクにある「ハローサマー・グッドバイ」の人)がこの前、
山崎ナオコーラの「長い終わりが始まる」について言っていたこと。
それは、
小説には終わりがあるけど、
物語には終わりが無い、
ということ。
その人その人の人生は続いていて、
そして小説の前もある、
とかそんな事。


確か。
詳しいことは、
http://www.footra.jp/book-books/
に4月2日にアップされるであろう、
ゆりいかさんの書評をどうぞ。
他の作品の書評もあります。




さて、
全然内容に触れていませんが、
ここらへんで終わりましょうか・・・。
今度、
新城カズマさんの他の作品のも読んでみたいところです。
きっと、
その作品も好きになれるでしょう。


あ、
書くの忘れてましたが、
僕は「15×24」が大好きです。
いろいろ言いたいことはありますが(ここに書いたこと以外で)、
しかし、
それでもこの小説を、
僕は好きです。


それでは。